派遣切り宣告から3年後の今 

再就職への道

泣けない派遣切りから3年経った

2021年8月。
50歳の私は派遣切りの宣告を受けました。
2年10ヶ月で終了という
3年になるぎりぎりまで使い倒おし
非情な終わり方を体験しました。

もう、社会から抹殺されたのかのような
役立たずと言われたような気分で。
ポジティブな私もやっぱり病みました。
人間不信になりました。

派遣会社から言われた時、
泣きたかったけど
50歳が会社で泣くことが
どうにも美しくなく
(若い子の涙はかわいそうと思えるけど)
なんとかこらえたけど。

続けたかったし
上司以外はいいメンバーだから
人間関係はよかったし
仕事も慣れて緊張しなくなってきたし
ミスも少なく、ということは
なかなか向いてる仕事?
と思っていたし。

それが全部なくなった。

空虚感の中で見つけたブログ作成

それまでの私は自己都合退職で
「こっちから辞めてやる」と
終わることが多かっただけに
「辞めて下さい」は50歳にして初。

辞めてからの10月から11月は空虚感
でいっぱい。家族と親しい友達以外
会いたくなかったです。

喜怒哀楽、怒りと哀(悲しみ)は
表裏一体で
悲しいのだけど怒りもあって
それはものすごい熱量があったのか

「この経験ブログにしたい」
と知識もないパソコン苦手な私が
本とネットで調べまくって
このブログを立ち上げました。
ほんとすごい熱量だったのだと思います。
これだけのことを覚えたのだから。

結果3社に受かる

しばらくはブログをやりつつ
ハローワークに通い失業保険をもらい
それもネタにしつつ
次のステップを待ちました。

辞めてから3ヶ月くらい経って
徐々に人と接することができるように
戻ってきてパートの面接に行けるほど回復。
1社目
パート先は楽しかったけど、週2だし
収入面でこれでよいのかと疑問。
もう一つパートを付け足すか

このパート先も辞めて
フルタイムで1社に勤めるか。

フルタイム1社に決めてみました。
2社目
ここもいいところもあれば
悪いところもあり、
今年3月に退職。
仕事が1.5倍に増えるのに
給料はあがりません、が
どうしてもひっかかって
今後ずっとこの金額で
いればいるほど責任が増える職場。
人間関係はいいので捨てがたかったけど
転職しました。

そして今の職場。
3社目
最初は面接で聞いていた話と
違うし、社員は定時であがるのに
契約社員は残業だし、
場所は遠いから通勤時間かかるし

来月やめよう来月やめよう
と毎月思っていましたが
最近、4月に一緒に入ってきた
マネージャーが少し私の仕事に
関心を持ってくれ
残業にならないよう手伝いはじめて
くれました。

業務管理者ならごく普通の仕事を
しているだけ、ではあるのですが
それが今までできていなかった職場に
私が入ってきたようなので
ちょっとした革命的なことが起こっています。

だからちょっと続けてみようと
いう気になってきています。
正直あれから3社受かったからって
自慢にもならない。

もう転職とかしたくない。
これが本音です。

でも派遣切りされた時は
使い物にならない私と思っていたけど
3回も受かるじゃん私。
落ち込むなよ、あの頃の私。
と伝えたい。

50代でもよく探せば需要はある!

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